箱根駅伝は正月の2日・3日にテレビ中継される大学駅伝の最高峰で、毎年多くの大学と全国のファンを魅了する大会です。
第102回東京箱根間往復大学駅伝競走(2026)には、各大学から計20校が出場します。うち上位10校は前回大会でシード権を獲得しており、自動的に本選出場が決まっています。残る10枠を争う予選会は、2025年10月18日(土)に開催されます。
第102回東京箱根間往復大学駅伝競走 要項
日程:往路:2026年1月2日(金)8:00スタート
復路:2026年1月3日(土)8:00スタート
場 所 :大手町読売新聞社前~ 箱根町芦ノ湖駐車場入口
往路:1区 21.3km、2区 23.1km、3区 21.4km、4区 20.9km、5区 20.8km
復路:6区 20.8km、7区 21.3km、8区 21.4km、9区 23.1km、10区 23.0km
参加大学:20校、関東学連選抜チーム
箱根駅伝順位の決め方
- 往路優勝は、往路を1位でゴールしたチーム
- 復路優勝は、復路の合計タイムが一番速いチーム
- 総合優勝は、1区から9区までの合計タイムが一番速いチーム
- 完全優勝は、1区から9区まで一度も抜かされずトップを走ったチーム
- 区間賞は、同じ区間を走った人の中で個人のタイムが一番速かった人
- 区間新記録は、同じ区間を走った歴代人もあわせて、個人のタイムが一番速かった人
引用:コースマップ第102回東京箱根間往復大学駅伝競走
予選会参加資格
参加資格の条件
シード権獲得校:前回の箱根駅伝で総合10位以内に入った大学。
予選会通過校:10月18日の予選会で上位10校に入った大学。
関東学生連合:予選会を通過できなかった大学の中から、記録上位者で編成されるチーム。
2025年シード権獲得大学
- 青山学院大学
- 駒澤大学
- 國學院大學
- 早稲田大学
- 中央大学
- 城西大学
- 創価大学
- 東京国際大学
- 東洋大学
- 帝京大学
2026年予選会の結果 10校(未定)
予選会参加校(2025年10月8日現在)下記の中から、10月18日に上位10校が選ばれます。
- 日本体育大学
- 立教大学
- 中央学院大学
- 法政大学
- 神奈川大学
- 専修大学
- 山梨学院大学
- 大東文化大学
- 日本大学
- 東京農業大学
- 明治大学
- 国士舘大学
- 東海大学
- 流通経済
- 駿河台大学
- 麗沢大学
- 筑波大学
- 明治学院大学
- 武蔵野学院大学
- 日本薬科大学
- 拓殖大学
- 芝浦工業大学
- 上武大学
- 平成国際大学
- 東京経済大学
- 亜細亜大学
- 桜美林大学
- 慶応義塾大学
- 関東学院大学
- 育英大学
- 立正大学
- 湘南工科大学
- 国際武道大学
- 清和大学
- 東京大学
- 東京大学大学院
- 東京理科大学
- 一橋大学
- 千葉大学
- 防衛大学校
- 埼玉大学

関東学生連合 箱根駅伝選手一覧 箱根駅伝2026(未定)
雰囲気観戦(現地)と楽しみ方
事前準備
観戦場所を決める
- 自宅からアクセスしやすい場所を探す。
- スタートやフィニッシュを見たい。
- 選手と共に数カ所追っかけたい。
- 箱根近辺へ行ってみたいなど。
オーダー表を確認
- オーダー表を確認(各校の区間配置):応援選手がいる場合、その選手が走る区間を確認し、応援場所を決定する。事前に最寄り駅を決める。
- 当日朝に発表される最終オーダーをTV等で再確認。異なる区間を走る事になったならば即移動。
持ち物
- スマホ充電・モバイルバッテリー、イヤホン、スクリーンショット。
- TVが見られる、ラジオが聴ける。
- パスモ・スイカ
- 防寒具・雨具・毛布(箱根・芦ノ湖)・折りたたみ椅子。
- 応援グッズ
- 飲食(飲み物・食べ物)・トイレ対策
- 歩き易い靴
- 双眼鏡
交通と宿
フィニッシュ・スタートを観戦するなら芦ノ湖周辺にて宿泊を推奨。車は渋滞と駐車場不足があるため公共交通を使う。タクシーは事前予約ができない。
手作り応援グッズ
大きなボードやフラッシュで他者の視界を妨げないサイズで応援用品を準備する。音は出さない。運が良ければ箱根駅伝のフラッグがもらえる。
到着時刻と場所取り
観戦場所は、最初の選手が何時何分に通過するかを把握してから到着時刻を逆算して決めます。到着間際ですと、交通規制が入り迂回させられる可能性などもありので、余裕を持つことが大事です。
箱根駅伝 通過時間予想タイム 引用:読売新聞オンライン 箱根駅伝
早め到着
人気ポイントは通過の90分前を目安に到着。混雑が予想される中継所やゴール付近はさらに早めに。
沿道選び
中継所は臨場感があるが近くには寄れない。見通しの良い沿道の直線路は選手の姿を長く見ることができる。坂の手前や上り口は走者の表情がわかりやすい。
スペース確保
長時間そこで待機する場合は、ミニ椅子などでスペースを確保。混雑が予想される場所は、譲り合いながら無駄に広い場所取りはしないように。
マナーとルール
- コース内立ち入り禁止:選手通行の妨げや安全確保のため、絶対にコースへ出ない。
- 通路確保:緊急時の通行や誘導に支障を出さないよう通路は空ける。
- 視界妨害禁止:大きなプラカードや点滅ライト、フラッシュ撮影は避ける。
- 係員の指示厳守:場所変更や退去指示が出る場合は速やかに従う。
トイレ場所確認
現地で探すことは極めて困難。駅のトイレですませておきましょう。
雰囲気観戦
位置選びのコツ
- 沿道の最前列(コース沿い):選手が通過する際の臨場感が高いが、最前列は早期場所取りが必須。
- 出入り口は移動させられる可能性がある
- 中継カメラや実況席近く:テレビ映像に映りやすく、盛り上がりが集中する場所。混雑は極めて高い。
- 段差や階段の上(見下ろし)などからの観戦は間際になると係員より注意をうけるのであらかじめ場所とりしない方が良い。
- 歩道橋などは上れない。
大手町・読売新聞社前スタート・フィニッシュ地点
- 人気エリアは早朝必須:良いポジションは大会当日の早朝、遅くともスタートの120分前に到着するのが目安。
- スタート直近(スタートライン寄り):チームの整列と一斉の発走、表情の緊張感を間近で見られる。障害物の少ない中央寄りがベター。
- ゴール狙いはさらに早め:復路ゴール付近で間近に見たい場合は、4時間前の到着が必要なことが多い。
- 往路は遅く到着すると全く身動きができない。ゴール手前は列が七重八重にもなり走る選手も見えない。
鶴見中継所付近
都内から近くアクセスしやすい鶴見中継所は、鶴見市場駅から徒歩数分で到着。その利便性から混雑は激しいものの、往路では選手が次々と飛び込んで襷をつなぐ場面が見られ、迫力ある応援が楽しめます。中継所で間近に見るのは難しくても、中継所から少し離れた沿道でも沿道の熱気が高く十分に臨場感を味わうことができます。到着目安:通過の90分前。
横浜駅付近
買い物や初詣のついでに箱根駅伝を観る人々で駅周辺は賑わい、沿道は大勢の観戦客でごった返します。新年早々の高揚感に包まれ、声援が響く中で「新しい年が始まった」という鮮やかな実感を味わえます。
平塚中継⇔小田原
JR大磯駅・二宮駅・国府津駅で下車すると、沿道から比較的見やすく応援できます。選手が通過する沿道では、太鼓や笛で穏やかに迎えるのんびりとした雰囲気が広がり、地域ならではの温かい応援を感じられます。小田原中継所手前の箱根登山電車に乗り換えて、箱根板橋駅下車あたりもおすすめです。
箱根湯本駅付近
- 函嶺洞門は箱根湯本付近、箱根登りのはじまりに位置する名所です。TV中継ポイントですので、箱根駅伝の往路・復路どちらでも選手の表情や力強さが見えやすい見どころです。箱根湯本駅はファンにとってとても人気ポイントですので、早朝から賑わっています。
大平台ヘアピンカーブ
- 小田原駅、もしくは箱根湯本から箱根登山鉄道、箱根登山バスで大平台等へ向かいます。いずれにしても観戦客で乗車にまで時間がかかりますので、余裕をもって出発しましょう。
往路フィニッシュ・復路スタート地点(芦ノ湖)
フィニッシュ・スタート地点となる箱根・芦ノ湖駐車場入り口へは、箱根町港(バス亭)徒歩となり、こちらへ行くには、小田原駅もしくは箱根湯本からバスを利用することになります。小田原から約50分。
2025年は箱根登山バスから臨時便の案内がありました。引用:箱根ナビ
このバスを時間内を利用すると、箱根の山道の大型の車両の通行規制にも合わず目的地までたどり着けそうです。
- 箱根湯本駅から箱根町港 直通バス 8:00~10:00
- 箱根町港→箱根湯本駅 直通バス 14:00 ~ 16:00 に随時運行
*2026年については小田原営業所 0465-35-1271 お問合せください。
翌日の復路スタートを観戦するには交通のアクセスがないため、前泊宿泊が望ましいですが、宿泊施設の予約が困難です。
- 近隣の宿泊所から船でゴール付近へ向かう手段は風などの天候次第で運行が変更されることがあるため、徒歩やバスで移動できる宿を選ぶのが安全で確実です。
- バスは開催当日は乗り入れ時間が限られますので、神奈川県警の交通規制案内やバスのサイトで確認してください。
- 公共交通の運行状況や混雑も考慮し、余裕を持った行動計画と悪天候に備えた装備を用意してください。
- 車での移動は周辺に駐車場がありません。路上駐車は大会運営の妨げとなるため、絶対におやめください。公共交通機関をご利用のうえ公共の交通手段でお越しください。
箱根駅伝公式グッズ
第102回大会より、従来の公式グッズに加え、本戦にチーム出場する各大学が「箱根駅伝」の名称と大学名を用いて出場記念グッズを自主企画・販売できるようになります。
自治体や企業とのコラボも、一定のルールに基づき可能とのことで、お気に入りの出場校や選手の応援グッズが、各大学の創意工夫により、商品化されるそうです。
公式グッズは例年の通りだと、ミズノオンラインショップや店頭、箱根ミュージアム他。2025年11月1日開始予定で、各校のグッズ内容などの詳細は改めてとのことなので詳細を待ちたいところです。大学の生協などで販売されるかもしれませんね
従来のグッズが買える場所(未定)
オンエア情報
第102回箱根駅伝予選会
*2025年10月18日(土)午前8:25~10:25 日本テレビ(関東エリア)ほか
第102回箱根駅伝
*2026年1月2日(金)
*2026年1月3日(土)